DIGNUSを生み出す素材・製造工程・仕様の一部公開
イグナス フラッシュライト





IGNUSではレンズやテールスイッチを除く、ベゼル・エンドグリップ・ボディ…ほぼすべての本体外装素材に、宇宙航空用途などに用いられる「特殊アルミ合金」を採用。高精度・高強度のマシンカットによって仕上げられたその意匠は、息を呑むほどの精緻な美しさに加え、日本工業規格をクリアした防水・防塵性能と、各種MIL規格に準拠した驚異的な剛性を有しています。


ヘッド部分のガラスには、高い光源の透明度と強度を誇る「特殊強化ガラス」を採用。その強靭な剛性と耐傷性を以って、日常使用での擦傷や落下、衝撃のダメージからライトの素子を守ります。


ヘッド部分の周囲に施されたスリット状のカッティング「Slash thermal cutting」は、長時間の使用によるライト頭頂部の発熱を分散し抑制。熱だれによる本体のパワーロスと、LED素子や基板の熱暴走・劣化・故障を防ぐ働きを持っています。


グリップの表面には、正方形を基調とし、一定の間隔をあけたsquareパターンをベースに細かくrhombus(菱型)状の格子を刻んだ独自のデザインを採用。手の平にナチュラルに吸い付くかのような抜群の握り心地と、滑りにくく安定したグリップ力を獲得しています。


一見、無駄を削ぎ落しただけの、飾り気なく無骨なそのボディデザイン。実は人間工学に基いて"握りやすさ"や"握った時の荷重バランス"を考慮して緻密な計算の元に設計されており、使用者に負荷を与えず、長時間の携行でも疲れにくいという大きなメリットを有しています。


エンドグリップは、その素材の頑強さと鋭い形状を活かし、アウトドアシーンで氷を砕いてクラッシュアイスを作ったり、災害等の緊急時には窓ガラスを割って脱出経路を確保したり…と、様々なシーンで活躍。IGNUSの拡張性を大きく広げます。


テールスイッチ型の製品は通常の持ち方…いわゆる「順手」だけではなく、逆方向にヘッドを向け、肘を曲げて目線の高さでライトを照射する「逆手」を使うことができます。この逆手は、人体の構造上、披露を感じにくくライトの光をより遠くに照射できるため、米国警察の特殊部隊「SWAT」などプロの現場でも実際に採用されている持ち方です。


過酷な使用環境下において万が一傷ついたしても、ベゼル・ガラス・エンドグリップは独立機構によりそれぞれ本体から容易に着脱・交換することが可能です。